目次
今日の写真
ニラの花のつぼみ
やわらかな光の木陰で撮影
■撮影機材
Nikon D810 AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
■撮影データ
ISO 100、露光量 1/200 (f3.5)、焦点距離 60mm
■現像処理データ
Lightroom CC (Camera Standard)、Photoshop CC (文字入れ)
マクロ撮影
今日は、マクロ撮影について
少し書こうと思います(^-^)
マクロ撮影と聞くと…
「小さいものを被写体に寄って
大きく撮影することでしょ?」
「接写することでしょ?」
と言う声が聞こえてきそうです。
はい。その通りです。(^-^)
では、
なるべくキレイに…とか、
人の目を惹きそうな…とか、
インパクトのある…とか、
柔らかな感じの…とか、
そんな写真を撮ろうとした時はどうでしょう?
少し考えますよね?(^-^)
何も考えないと
何も考えなければ、
被写体を決めて、マクロ撮影用のレンズに
付け替えて撮影するだけです。
安価で購入できるクローズアップ
レンズと言うものもあります。
クローズアップレンズは、
レンズに装着するフィルターのようなものです。
※接写のみのピント範囲になります。
少し考えると
イイ感じの写真を撮りたいと考えていると
何度も撮影したり、いろいろと調べたりしているうちに気付きます。
光
光の強さによって、被写体の見え方が変わる。
直射日光が当たっていると
反射が強く、明暗がハッキリとした写真になります。
白い被写体の場合は、白とびしてしまう場合もあります。
例えば、花などの写真をやわらかな感じで撮りたい場合、
- 木漏れ日などのやわらかな光が当たっている被写体を探す。
- 日陰で、間接的な光が当たっている被写体を探す。
- 雲で太陽が隠れたタイミングを狙って撮影する。
- 曇りの日を狙って撮影に出かける。
など、少し工夫するだけで、イメージしたような写真を撮ることができます。
絞り(F値)
被写体のどのくらいの範囲まで、ピントを合わせたいかにより絞り値を変えます。
被写体の一部だけにピントを合わせて、
背景も含め、その他はボカしたい場合、絞りは開放(F値を小さく)します。
そうすることで、やわらかな感じの写真になります。
逆に、被写体の広範囲にピントを合わせたい場合、
絞りを絞り(F値を大きくし)ます。
被写体の大部分をクッキリと写し取りたい場合に有効です。
背景(被写体の周囲にあるもの)
被写体の雰囲気は、背景に映り込むものによって変わってきます。
背景の色や明るさ、ピントが合っているかどうか等です。
撮りたい写真をイメージして、撮影位置を決めてください。
その他
マクロ撮影で気を付けたほうが良いこと。
手ブレ
手持ち撮影の場合、上下、左右、前後のブレが発生します。
前後のブレはピントにも影響しますので、
常に、連射撮影設定にしておき、
1度の撮影で複数枚の撮影を行っておくと良いです。
複数枚の内の1枚がベストなピントになっていれば、
あとで不要な画像を削除すればいいだけです。
風による被写体ブレ
風の無いときかやむタイミングで撮影します。
カメラを三脚に固定できれば、被写体を手で抑えて撮る手もあります。
レンズの焦点距離
寄れる被写体か寄れない被写体かにより、
焦点距離の異なるレンズを使い分けることもあります。
私の場合は、60mmと90mmのマクロレンズを持っていますが、
寄れるなら60mm、寄れないなら90mmを使ういった具合です。
ただ、背景をなるべくボカしたいなら、寄れる60mmを使います。
被写体までの距離が短ければ被写界深度が浅くなり、
ピントの合う範囲が狭くなるので背景のボケ具合が大きくなるからです。
逆に、被写体までの距離が長いと被写界深度が深くなり、ピントの合う範囲が広がります。
90mmを使って、60mmと同じ大きさになるように
被写体を撮影した場合、背景のボケ具合は、60mmより甘くなるということです。
植物、その他