利用 Adobe 製品
私は、月額 980円で Lightroom と Photoshop が利用できるフォトプランという Adobe のサービスを利用しています。
写真の管理や現像処理は、Lightroom で、その後の編集は Photoshop を利用する形でなのですが、Lightroom だけでも、残念な写真を HDR っぽく仕上げることが出来たので、その設定値などを備忘のために、簡単に記しておこうと思い書いたのが今回の記事です。
Lightroom で現像処理
今回の素材として選んだのはこの写真。
カメラキャリブレーションを Camera Standard 、自動補正を適用しただけの画像。
普通に現像した写真
曇り空という事もあり、色彩がハッキリしない感じの仕上がりです。
※建物は、横浜地方裁判所です。
Lightroom の設定をいじってみます。
カメラキャリブレーションを Camera Vivid 、露光量を少しプラスに、コントラストはプラマイゼロ、ハイライトを思いっきりマイナス、シャドウを多めのプラス、明瞭度をやや多めのプラス、自然な彩度を多めのプラス、オレンジの色相をややマイナス、といじった結果がこの画像。
色々と設定を変更後に現像した写真
どうでしょうか。HDRっぽい画像になっていませんか?
Lightroom だけでも、のっぺりとした画像をインパクトのある画像に変える事ができました。(^^)
■撮影機材
Nikon D810 SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
■撮影データ
ISO 100、露光量 1/640 (f4.0)、焦点距離 15mm
■現像処理データ
Lightroom CC (Camera Vivid、いろいろと弄りました)、Photoshop CC (文字入れのみ)
まとめ
ブラケット撮影をした複数枚の画像を HDR 加工するときには、迷わず Photomatix Pro を利用します。
1枚の画像を HDR 加工したい場合は、Photoshop や Photoshop にプラグインしてある画像編集ソフトが何種類かあるので、いくつか試してみたことはあるのですが、どうも自分の思ったような仕上がりになることがあまりありません。
それを考えると、Lightroom を使うのもイイかな☆と改めて思いました。(^^)